院長の知恵袋

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感染症について

感染症とは

 

小児科外来で扱う病気で最も多いのが感染症です。 のどの痛みや、嘔吐と下痢、発疹を伴う発熱などもウイルス感染症の仲間です。 「感染症」は、ウイルスまたは細菌などの病原体が生体内に侵入して増殖した結果起きる病気です。 子どもにとって感染症は、心身の発達を阻害し生命を脅かす恐るべき大敵です。 大切な乳幼児期に適切なケアをしてお子様の成長を守ってあげましょう。


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主な感染症 ~一例~

群溶血性レンサ球菌咽頭炎/風疹(三日ばしか)/咽頭結膜熱/麻疹(はしか)/感染性胃腸炎(おう吐、下痢症)/水疱(みずぼうそう)/手足口病/伝染性紅斑/突発性発疹症/乳児ボツリヌス症/百日咳/RSウイルス感染症/ヘルパンギーナ/麻疹(はしか)/流行性耳下腺炎(おたふく風邪)/インフルエンザ

 


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感染症が疑われる場合は、早期受診してください。

 

風疹(ふうしん)・麻疹(はしか)・おたふく風邪など、どれもウイルス感染によってかかる病気であり、咳や発熱などの症状に対し薬で対処し、安静にしておくことで3日~1週間ほどで治りますが、免疫力が低下しているので、合併症には注意が必要でしょう。

大人の「内科」に相当する科が小児科であり、明らかな怪我の場合を除いて、何か身体の異常が見られた場合は、早期受診をしてください。